Exchange の gateway "DavMail" で Outlookいらず

以前の記事 2009-02-06 - プログラム番長のヲボエガキ で書いたとおり、
仕事環境に M$社のExchangeサーバが導入されているため、メールクライアントがOutlook強制 限定されている
(と言いつつも、力業*1thunderbird使ってたけどw)。



しかし、「DavMail」という神ソフトの存在を知ったお陰で、何のストレスもなくThunderbirdをクライアントとして使用出来るようになった。

DavMailはExchangeのゲートウェイで、POP/IMAP/SMTP/Caldav/LDAPプロトコルが扱える。
Caldavまで扱えるので、今まで無理矢理同期を取っていたスケジュール管理も楽々♪
LinuxMacでもメールが使える等、正に可能性は無限大。
しかも懐に優しいカンパウェアですってよ。奥さん。



以下、設定方法等。
DavMail POP/IMAP/SMTP/Caldav/Carddav/LDAP Exchange Gateway より、davmail-3.6.1-853-setup.exe をダウンロード & インストール
※zipで固めたのがあるが、設定ツールが無いので Winで使うなら黙ってexeを使っとく


Thunderbirdでの設定例

POP3
サーバ設定


サーバ名: localhost:1110
ユーザー名: Domain\User
接続の保護: なし

SMTP


説明: DavMail - localhost
サーバ名: localhost
ポート番号: 1025
ユーザー名とパスワードを使用するにチェック
ユーザー名: Domain\User
接続の保護: なし

LDAP


名前: Exchange
ホスト名: localhost
ベース識別名: ou=people
ポート番号: 1389
バインド識別名: Domain\User
保護された接続を使うはチェックしない。

※更に詳しい説明は、DavMail POP/IMAP/SMTP/Caldav/Carddav/LDAP Exchange Gateway でチェック。

*1:GoPOPという有料ソフトでOutlookPOP3鯖として、自作Rubyスクリプトで同じくOutlookSMTP鯖として使用していた。
  SMTP鯖の方は、OLEでutlookにアクセスしていたため、その都度Outlookが許可ダイアログを出してくるのだが、GUI自動化ツールで許可ボタンを押すという涙ぐましい努力をしていた